東京電力 配電柱装柱情報センター2

内容

高圧耐張がいし  高圧中実耐張がいし  高圧クランプがいし(銅線)  高圧クランプがいし(アルミ線)

高圧中実がいし10号(大)   高圧中実がいし10号(小)  高圧ピンがいし(6号)

耐塩高圧ピンがいし(8号)  高圧ピンがいし用耐塩皿がいし  高圧スリップオンがいし

ICT(変流器内蔵がいし)  SI(短絡電流通過表示器)  高圧結合器  高圧カットアウト(HC)

高圧中間がいし  配電用避雷器(アレスタ)  高圧ラインスペーサがいし

がいし〜高圧用〜

高圧耐張がいし

銅線引留(電線カバーが長い)

アルミ線引留(電線カバーがL型)

耐張がいしは通常2連結で使用し、線側の1個にはカバーがあります。

高圧中実耐張がいし

耐張がいしの新タイプで塩害に強いです。

高圧クランプがいし(銅線)

引通用で雷による断線対策で開発された放電がいしです。

(縁まわし(ジャンパー)線支持用にも使用)

開発初期は10号中実がいし(大)放電クランプ(キャップ型)

被せての組み合わせで使用していました。

まさに10号中実がいし(大)に被せるだけでクランプがいしに早変わり・・です。

その後、放電クランプが最初から一体化したクランプがいしが登場しますが

現在でも組み合わせ型も使用されていて、見上げても判別出来ません。

通常は腕金の左右に放電L金具が付いています(写真下の手前)

高圧クランプがいしの例です。

10号中実がいし(大)放電クランプ(キャップ型)組み合わせがいしから

縁まわし(ジャンパー)線支持用がいしに流用した例

下の10号中実がいしにベースカバーの跡があります(黄色矢印)

クランプがいしにはベースカバーがあります(赤色矢印)

高圧クランプがいし(アルミ線)

引通用で雷による断線対策で開発された放電がいしです。

(がいしに放電バーがあります)

高圧中実がいし10号(大)

縁まわし(ジャンパー)線支持用(クランプがいし登場まで引通しでも使用)

高圧中実がいし10号(小)(現在は廃止)

縁まわし(ジャンパー)線支持用(クランプがいし登場まで引通しでも使用)

高圧ピンがいし(6号)

全国普及型の高ピンです。

関西電力では今も引通の主力がいしです。

トランスの引下(PDC線)用(クランプがいし登場まで引通しでも使用)

耐塩高圧ピンがいし(8号)

トランスの引下(PDC線)用で塩害地区用(クランプがいし登場まで引通しでも使用)

高圧ピンがいし用耐塩皿がいし

クランプがいし登場まで塩害地区の引通で使用(現在は廃止)

古道具屋で”丈夫な植木鉢”として並んでいました・・

四つの穴は水抜き穴・・まさに植木鉢です・・1967年の日本碍子製でした。

ピンがいしに取り付けるには凹型の金物を使用します。

高圧スリップオンがいし

多くが都市型配電で装柱されています。

トランス(1次側)へ電気を採り込めるがいし

ICT(変流器内蔵がいし)

ICT(変流器内蔵がいし・ひだシングル)装柱です。

ICT(変流器内蔵がいし・ひだダブル)装柱です。

ICT装柱にはアレスタも付けるようです。

ICT(変流器内蔵がいし)とSI(短絡電流通過表示器)とのペアで装柱します。

ICTで異常電流を検知するとSIが赤く光り異常を知らせます。

SI(短絡電流通過表示器)

SI(短絡電流通過表示器)装柱です。

SI(異常電流検知器)電線直接取付けるタイプです。

ICT(変流器内蔵がいし)とSI(短絡電流通過表示器)とのペアで装柱します。

ICTで異常電流を検知するとSIが赤く光り異常を知らせます。

下から確認を容易にするため斜めになっています。

高圧結合器

高圧線に乗せている開閉器の遠隔操作等の配電自動化システムの

通信信号(配電搬送波)を操作機器等に分岐する変換器です。

高圧カットアウト(HC)

トランスへの一次側電源遮断用(7200V50A)です。

トランス一次側に付けられており、内部にヒューズが入っています。

この筒型HCの前は東電でも中部電力や関西電力で使用されている角型でした。

ヒューズは(単相3線)10KVAは5A、20,30KVAは10A、50KVAは15A

75KVAは20A、100KVAは30Aで(3相3線)は30KVA×2は10A等が主です。

付加品で塩害地区でカットアウトと腕金の間に入れる

中間支持のがいし(↓)や耐塩板(ピンがいしの裏の板)があります。

高圧中間がいし

高圧カットアウト用取付金具と腕金の間のがいしで主に塩害地区用です。

配電用避雷器(アレスタ)

高圧線用の避雷器です。

アレスタは透明のガラス製など、種類が幾つかあります。

高圧ラインスペーサがいし

がいし製大容量スペーサです。

がいし製スペーサーです。

セラミック(樹脂)製スペーサー(写真は東北電力)

高圧線の分岐や街路樹接近ヶ所で使用します。


注意

 当サイト内の写真及び記述の無断使用、無断転載は固くお断りします。

必要な方は必ずご連絡下さる様お願いします。

配電せんかTOPへ

配電柱装柱情報センターTOP 

情報センター1

このページ

情報センター3

情報センター4


inserted by FC2 system