間接活線工法

バイパス工法を用いた無停電工法が配電工事ではごく普通に行われています。

近年(2000年代)ではバイパス工法の施工において、直接活線作業から間接活線作業に

作業方法が改められ、電力会社によっては緊急時以外は直接活線作業を禁止しているところもあります。

直接活線作業とは

充電線路に対しゴム防護管やゴム防護カバー等で露出充電部を事前に被います。

作業者は高圧ゴム長靴、ベスト(チョッキ)、高圧ゴム手袋等で防護着装します。

この状態で直接充電線を触って作業します。

間接活線作業とは

各種工具の付いた絶縁棒(ホットスティック)で作業します。

絶縁棒(ホットスティック)を使用することから事前防護は不要です。

作業者は直接充電線を触って作業しないことから防護着装も不要です。

ホットスティック操作の熟練や役不足(手に持った工具取り回しには作業性はかないません)、常時上向作業

(作業位置が高い)等ありますが、酷暑期に全身ゴムをまとい充電線を触るのから開放されるのは素晴らしいことです。

絶縁棒(ホットスティック)による間接活線作業です。

(仮切断線の再接続作業)

無停電バイパス工法による仮ケーブル接続です。

仮ケーブルも間接工法で行います。

工事用仮トランスです。

昔はたまに深夜、工事停電しました・・

絶縁棒(ホットスティック)による充電部補修カバー取付作業です。

高所のバケットには用途に合わせた各種絶縁棒(ホットスティック)があります。

絶縁棒(ホットスティック)で補修カバーに自己融着テープを巻いています。

ホットスティックのテープ回転には専用の工具(充電ドライバータイプ)が使われています。


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