東京電力

特殊な装柱・・めずらし館


「ドリフのコントで落ちてきそうなトランス」

このサイト「配電せんか」の開始時のTOPで使用の写真です。

15年位前に東京三鷹で撮影したものですが、数年前にはもうありませんでした。

 「8時だョ全員集合」のアパートか一軒家のコントで、2階の窓際から隣の電柱の

黒いトランスに手を伸ばすと、それが冷蔵庫になっている・・とても印象に残っています。

低圧線の接続部が、やたら長いです。

2mぐらいあり、電柱からでは手は届かないでしょう?

活線車(高所作業車)が成す荒業?です。

高圧線が三相(左)から単相(右)に変わるところの耐張がいし。

右側真中のがいしには支線用の鋼撚り線が張られています。

以前は、そのまま三相がいっていたのでしょうか?

鉄道横断しています。

東京電力では特例を除いて鉄道の上を横断する配電は禁止です。

特例とは、反対側に配電ルートが無い等です。

電柱上部のアップです。

断線等に備えて、がいしの先から腕金に支持線が掛けてあります。

しかし、支持線にがいしが(絶縁物が)入っていないのが不思議です(まあ絶縁線ですが)

高圧線は絶縁電線ですが、装備が無ければ60センチ以内に近づくことが出来ません。

装備とは、高圧用手袋、長靴、ベスト、もも当て等です。

アーケードがある商店街の小路地を入ったところにありました。

高圧部を腕金で継ぎ足しています。

しかも、電柱の方も複合鋼管柱です。

小路地のために建柱車も入れず、高い電柱に建て替えられないのでしょう。

※ 建柱車 電柱を建てる専用のクレーンで、径が小さく深い穴をあける特殊ドリルを装備した車

※ 複合鋼管柱 下部がコンクリート柱で上部が鉄柱の電柱で、人力により建てる場合が多い。

道の無い崖を登っています。

電柱はパンザーマスト(鋼管組立て柱)で支線には

”小動物・木のツル返し”(正式名は?)が付いています。

(電柱にダブって写る黒いもの)

河川横断などの配電線のロングスパン用の鉄塔

電線は被覆線が使われています。


耐塩皿がいしがあります・・鉄柱だし・・

鉄柱は自営の受電用でした。

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