中部電力
長野県13
撮影地 長野県長野市
珍しいパンザーのトランス装柱です。
柱(鋼管)とトランスを絶縁しています。
腕金変台とトランスの間に板とピンがいしを入れ、上と横を
耐張がいしで支持して固定し、完全に柱から絶縁しています。
地表からの接地線が2本あります。
トランスのケースや腕金に繋がっていました。
装柱を見ると、どうやらパンザー柱とトランスケースを絶縁して
トランスケースに接地しているようです。
おそらくパンザーとトランスを離隔しないと、適正な接地抵抗値が得られないのでしょう。
参考
電気設備技術基準(抜粋)
低圧は変圧器の故障や、電線の断線等の事故の際、高圧と接触し低圧に高圧が侵入し
危険となるおそれがある。
このような場合の保護のため、高圧と低圧とを結合する変圧器の低圧側の
中性点にB種接地工事を行う。
B種接地
B種接地が施されている場合、混触事故の際は地絡故障として検出され、高圧側の電路は
自動的に遮断される
B種接地 接地抵抗値
変圧器の高圧側の電路の1線地絡電流のアンペア数で150を徐した値に等しいオーム数
*パンザーの抵抗値は地質等により8〜80Mオーム程度*
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